ソーシャルプロダクツ・アワード授賞式に出席して。

注:今回は写真多めの記事となっております!

3/1、OVE南青山で行われたソーシャルプロダクツ・アワード2018の受賞式に行ってまいりました。
実は軽い気持ちで行ったのですが…さすが青山。予想以上にオシャレで。こういう空間にはなかなか入ることが無いので非常に緊張しておりました。

以下、会場の状況です。

さて、授賞式です!
結果は…

【国内部門・大賞】
商品名 :もりのともだち(食器)
企業・団体名:チエモク株式会社(北海道)
概要 :北海道下川町役場と共同で開発した、赤ちゃんから大人まで使える木製うつわのシリーズ。年々減少していく北海道の広葉樹の中で、豊富な資源量ながら製品活用されにくかった早生材に着目して下川町産「はんのき」と「しらかば」を有効活用。女性が多い木工メーカーならではの特徴として、使い手目線の機能性とデザインを込めて製作している。従来の木製食器にない使い心地と耐久性を実現し、木の器なのに快適に使えると認知度も上がっている。

【国内部門・優秀賞】
商品名 :さっこらProject ~Panorecheシリーズ~(雑貨、インテリア)
企業・団体名:株式会社幸呼来Japan(岩手県)
概要 :東北地方で継承されてきた裂き織を軸に3つのコンセプト「Social/障害者の労働力」「Reduce/廃棄繊維の活用」「Traditional/裂き織の技術継承」を連携・普及させるプロジェクト。このシリーズでは、アパレルメーカーなどで使わなくなった布(残反)を裂き織にし、デザイン性の高いインテリアや雑貨を提案している。現代のニーズに合ったデザイン開発や生産量の増加などを通じて伝統工芸の裂き織を産業レベルに引き上げ、より多くの人に使ってもらうことでコンセプトを普及させることを目指している。


【国内部門・生活者審査員賞】
商品名 :小さな石鹸(石鹸)
企業・団体名:株式会社アイローカル(宮城県)
概要 :宮城県内で採れる自然素材とオーガニックオイルを組み合わせた手作り石鹸。ワカメやシルク、米ぬか等の種類豊富な石鹸は、カラフルな色とキューブ型の形状で、見た目にもおしゃれなデザインに仕上げられている。各石鹸には、エッセンシャルオイルを加えており、ふんわりと広がる香りを楽しむこともできる。製造工程の一部を障がい者支援施設に委託している他、震災復興として、若い女性にとって魅力的な事業や職場環境を提供することも目指している。


【アイディア賞】
商品名 :EDIBLE GARDEN(食用花)
企業・団体名:dot science株式会社(東京都)
概要 :EDIBLE GARDENは、無農薬栽培ローズを中心とした食用花(エディブルフラワー)のブランド。商品として、食用ローズのほか、障がい者就労支援施設を営むNPO法人「歩実」で生産された食用花も取り扱っている。主力商品である「YOKOTA ROSE」は神奈川県平塚市にて無農薬で作られ、一般流通の食用バラと比較して3,840倍もの香気成分を含んでおり、ミシュラン星付きシェフも愛用している。


【デザイン賞】
商品名 :LOG – more trees LEATHER Speaker -(スピーカー)
企業・団体名:SYRINX(東京都)
概要 :LOG(丸太)と名付けられた柔らかな皮でつくられた2本のスピーカー。澄み渡る音が空間全体に自然に広がり、まるで目の前で演奏しているような臨場感で満たされる。素材には、森の植生を破壊し尽くすまで増加している北海道のエゾジカの革を採用。その柔らかな革を用いることで、共振・反響・共鳴を極限までなくすことに成功した。サスティナブルな森林環境を守りながら、エゾジカの命に感謝を捧げ、その革の新たな可能性を広げている。

【国際部門・大賞】

商品名 :love lotus Bean to Bar & Raw チョコレート(菓子)
企業・団体名:株式会社ロータスコンセプト(石川県)
概要 :児童労働や搾取のない、農薬・化学肥料不使用のベトナム産カカオ豆を使った石川県初のBean to Bar & Raw チョコレートブランド。カカオの皮むき作業は県内の障がい者就労施設に委託。パッケージには石油由来の素材を可能な限り排除した貼箱を使用し、チョコレートを食べた後も小物入れ等に利用できるようになっている。さらに、商品の売上の一部は児童養護施設の子ども達への木育活動に寄付する等、幅広い取り組みが実施されている。


【国際部門・優秀賞】
商品名 :CHILA BAGS(バッグ)
企業・団体名:株式会社ジャパンビジネスカウンセル(東京都)
概要 :独自の生活様式を守りながらコロンビア北部で暮らす南米の先住民ワユー民族によって作られたバッグ。彼らが代々受け継いできた手編みの技術にオリジナルデザインを加え、伝統とモダンが融合されたユニークな形を生み出した。不公正な取引が多くある中、中間業者を通さずに公正な条件・金額での取引を徹底している。その他、持続可能で安定的な生活をおくるための家計管理の講義や、食料の現物支給等、生産者への生活面のサポートにも積極的に取り組んでいる。


【国際部門・消費者審査賞】
商品名 :ショーコラ(菓子)
企業・団体名:チョコレートデザイン株式会社(神奈川県)
概要 :「チョコレートで世界を幸せにする」というモットーを実現すべく、フェアトレードチョコレートでつくる生チョコクッキーサンド。熟練のショコラティエが試行錯誤を重ねてたどりついたその香り、味、食感のハーモニーは、多くのチョコレート好きから評価されている。製造中に、割れや欠けでロスとなってしまった商品は、チャリティーオークションに出品し、その売上でカカオ原産国のガーナに学校を建設。また、カカオ農園で働く女性達をサポートするプロジェクトもスタートさせ、生産者の継続的な支援活動にも取り組んでいる。
となりました。
(上記写真・文章は一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会様から引用)

Ring-a-Bellのアマクサ カメリアオイルプレミアムは大賞、特別賞の受賞は逃しましたが、ソーシャルプロダクツ賞をいただくことが出来ました。

受賞出来ただけでも幸せです。本当にありがとうございました。
これも商品に協力して頂いた皆様のお陰です。

授賞式で各企業のスピーチや取り組みを見て思ったことは、どこも1歩、2歩上の取り組みをされており、まだまだ頑張らなければならないなと思ったこと。あと、「天草椿の会」の活動を文章に上手く落とし込みが出来なかったのは少し後悔しています。
ただ、ここまでこれただけでも奇跡だったと思っております。

受賞者の方と話したり、取り組みを聞いて「天草の企業やその他民間化の方々でもこの賞を獲れるところはいくつでもあるのでは無いか」と思いました。
その事業にかける思いや、熱意をしっかりと書類に落とし込むことが出来れば、充分対象になる商品や取り組みが沢山あると思います。

天草・熊本の企業さんで興味がある方は是非この「ソーシャルプロダクツ・アワード」に挑戦されてみてほしいなと思います。

賞の概要については、以下にリンクしておきますので興味のある方は是非御覧ください。
http://www.apsp.or.jp/spa/


表彰式後の交流会にて。美味でしたが…話とお酒のお陰で殆ど食べれなかったという(笑)

今回の受賞作品は一般の方を対象に、受賞商品・サービスを一堂に紹介する展示会を開催されます。
・3月2日(金)~11日(日)(OVE南青山)
・3月14日(水)~4月15日(日)(ソーシャルスクエア代官山 http://ss-daikanyama.com/ )
※代官山会場につきましては、一部の商品展示となります。

尚、弊社の商品はソーシャルスクエア代官山で、展示、販売予定となっております。お近くの方はぜひお越しくださいませ。